中小企業の電子帳簿保存法の実務⑥~電子取引データの保存その4
2023.01.30 電子帳簿保存法
一宮市でさの会計という税理士事務所をやっております税理士の佐野です。
いつも大変お世話になっております。
電子取引データ保存についての4要件の内、
検索機能の確保についてさらに説明を追加させていただきます。
データの名称を、日付・金額・取引先にして保存する方法が簡単だと
この前のブログに書きましたが、
要件を満たすクラウドサービスを利用するという方法もあります。
さの会計でしたら、会計ソフトは弥生会計とMFクラウドに限定させてもらっておりますから、
次のようになります。
弥生会計・・・スマート証憑管理
MFクラウド・・・マネーフォワードクラウドBox
日付・金額・取引先のファイル名を付けて社内の特定のフォルダに保存する方法にするか
要件を満たすクラウドサービスを利用するか
どちらが良いのでしょうか?
経理の業務フローにかかわる問題ですから、どっちが良いかはその会社の経理のやり方次第になってしまします。
例えば、スキャナ保存をクラウドサービスを利用してやっているのでしたら、
電子取引データの保存もクラウドサービスを利用した方が一元管理になって良いかと思います。
電子取引データが少ない、例えば月に10件もないなら自社での対応で十分かと思います。
さの会計としては、お客様の状況をよくお聞きして、
そのお客様に最適な電子取引データの保存方法を提案したいと思っております。
よろしくお願いいたします。
・給与計算や記帳代行を、税理士が正しく会計処理します
・「古田土式決算書」で業績の見える化実現
・利益予測を明確にし決算・節税対策のアドバイスまで実施
関連記事
中小企業の電子帳簿保存法の実務⑦~電子取引データの保存その5
2023.01.30 電子帳簿保存法
中小企業の電子帳簿保存法の実務③~電子取引データの保存その1
2023.01.30 電子帳簿保存法
中小企業の電子帳簿保存法の実務②~全体像その2~
2023.01.30 電子帳簿保存法
中小企業の電子帳簿保存法の実務⑤~電子取引データの保存その3
2023.01.30 電子帳簿保存法
中小企業の電子帳簿保存法の実務①~全体像その1~
2023.01.30 電子帳簿保存法
2024年1月より対応必須!電子帳簿保存法改正
2023.01.25 電子帳簿保存法